承認欲求
承認欲求なんてなくていいのに。
自分が自分を認められたら相手に求めなくて済むのに。
こんなに面倒な感情も捨てられるのにって思う。
でも毎日考える。
最初の頃は子どもと会ってなかった。
私のためやったらしいけど。
喧嘩したときに
もういいと思ってから
子どもと再会することを決めたらしい。
それでもそんな2週間、3週間に1回も会わない
月1ぐらいと言っていた。
それがだんだん2週間に1回、
毎週になり、
遅くならないと言っていたのが
19、20、21、22時となっていった。
何時に帰ってくるかも分からない。
連絡も取れない。
その間1人で待つ時間がどれほど長くて
苦しいか分かりますか?
3人で歩く後ろ姿を、
子どもを抱えて2人並んで歩く姿を想像しては
心が痛くなる気持ちが分かりますか?
私には見ることのない世界観の中で生きていて
私と喧嘩したときには
逃げる場所があって
私を忘れられる場所と時間ができて
でも私にはここしかないんよ。
ただ1人で待つこの時間を
有効活用したくても
もう気軽に友達や知人には会われへんよ
勉強に集中したくても
頭をよぎるから
泣きながらテキストを読んでる
この時間がどれほど痛いか分かる?
プライドのせいでどうしても認めたくない
この嫉妬心をちゃんと認めて
向き合う時間がどんなに苦しいか分かる?
ただの子どもの母親って存在なら
私の大事な彼をただの子どもの父親とするなら
私はこんなにも嫉妬心で狂わなかった。
何故、来ない家の合鍵を
未だに持ち続けて返さんの?
私の存在を知ったにも関わらず
堂々と合鍵を返さないその日から
私の中では貴方は敵です。
その性格の悪さ。
その性根を私は赦さない。
ただの子どもの母親ではない。
私の彼に子どもの父親以外の感情を持ってるから
鍵を所有するんやろ。
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ここまで書いて
その後、彼が帰宅。
私から鍵の話は持ち出してないけど
彼の方から鍵の話をしてきた。
タイムリー過ぎて
心の中でびっくりしながらも黙って話を聞く。
鍵を返してと言わないのは彼なりの理由があった。
それを聞けて理解をし、
腑に落ちて私なりに納得ができた。
深夜1時過ぎまで話し込んで
あんなにゆっくり話せたのは初めてかも。
いつもの喧嘩の勢いじゃなく
ゆっくり話してくれたから
私もおとなしく耳を傾けられた。
私の中でずっと引っかかってきたことや、
自分の嫉妬心は全てこの鍵から来ていた。
でももう理解したよ。
もう責めることはない。
もう嫉妬に狂うこともない。
大声で発狂することもない。
もう大丈夫。
自分の中でのしこりがスッと消えたから。
勝手に鍵は持っててください。もういい。
私を守ってくれる彼のために。
私も彼を守らなくてはいけない。
今日からもう大丈夫。
2時頃に寝て6時に起きて
寝不足のはずが心が軽くなったことで
すごく元気な朝。いい天気。
さぁ、頑張ろう。
今日も仕事行ってきます。